光のセミナー 第2課「光の世界(推背)」 1986年4月13日

0:0:0 そして、今日初めての方はこの前ですね、また、ビデオを今日からごらんなっている方はですね、第1課の方のビデオを見直すとか、初めてこの会場にいらっしゃいました方は、この前ご出席になった方に、この前のノートのつけ方を教わっておいて下さい。よろしゅうございますか。これ消しますよ。  (黒板の光のセミナーのタイトルを消す)  そういたしますと、ただ今、あのH様ですね。これでよろしいですか、字は?  昭和8年1月19日とおっしゃいました。そして、これ大変不思議な感じがするんですが、まだご本も全然お読みになっていらっしゃいませんね。そうすると、大変不思議なんですが、あなた様のこの1月19日という日付は、この光に関連した本で「道しるべ」というご本があります。これは9つの章から成っておりますが、第9章の章の表題になってます。「1月19日」ってちゃんとなってる。 あの、大変不思議な日にお生まれ下さった方がこの会場にいらっしゃることに心から感謝申し上げます。  そして、ここのところに、三つずつですね、えーと下までちょっと書けるかな?  今差し上げたカードにこうなっておりますね。この○が3つずつ3組と、□が3つずつ3組、都合18個の枠が作ってある。この枠の中で、もう一度書きますと、これが皆様の表面意識ですね。表面意識を調和していく、この中に全てが込められて。この辺の所までこの前ご勉強したわけでございますが。 今日は、今度は一体その、表面意識という。表面意識というのはどうなっているのか、ね。  どうなっているかっていいますと。こう(丸い円に)なってるんですね。このようになっていて、此処(上の丸)に、青い光の玉があると、ね。そして、これは数字でというより記号で表現すると、6となってしまう。ね。6となる。それから今度は、皆様の持っている一つの意識として表現しますと、これが智性というものになってしまう、ね。ちょっとこれだけ書いておきましょう。(智と書いて)智性、性の字は一つ補って、ね。それから今度は此処のところ(下の丸)に、これは緑でございます、ね。ここのところが理性、ね。 それから今度は、ここ(左の丸)にはどういうものが入るかっていうと、ここには4番、黄色がまいります。これ本能、ね。それから今度はこちら(右の丸)に2番、赤が入り。で、これは今度は感情という。そうして、真ん中のSっていうのは、これ想念の頭文字を採ったのだと思っていただければ結構です。 0:4:20  そういたしますと、人間が文字というものを持ちまして、文学的な表現を、人間の心というもので刷るようになりましたね。  例えば、ギリシャの時代には、ギリシャ悲劇とかギリシャ喜劇とか、現在一般の劇場で上演されております、喜劇ですね。それから悲劇、それ以上の相当する人間の心を打つドラマが組み立てられております。またそれからローマの時代等、ヨーロッパが中世の時代を通りまして現代になる。もう現代ですと、日本の国で1年に大体出版される本の種類は60万種類。だから、世界中で出版される本の種類というのは何百万種類。そしてその中には色んなことが書いてある。例えば恋愛小説なら恋愛小説っていう、分野がございますが、そういう中にはですね。非常に心のやりとり、あの人を愛してるとか、その時恥ずかしかったとか、その時ぽっと顔が赤らんだとか、もっともっと心が燃えてきたとか、ま、色んな表現がございますね。心というもののあり方の表現法っていうのはまあ、何万種類、何億種類あるんじゃないかと。ところが、この心というものを言葉で理解してまいりますと、それだけ表現法が沢山になってしまうんですが、今言った嫉妬だとかですね、愛情だとかその他諸々の人間の心のあり方というものは、実は、本能と感情と智性と理性、これだけに分解されてっちゃうんです。 0:6:22  だから、どんな心のあり方もですね、本能が何%、感情が何%、智性が何%という、このパーセンテージの違いですね。そして、ここ(感情)のパーセンテージが非常に高くなりますと、ここがぷっと膨らんできますからね、あの方は、とても感情型なんという言葉で表現されたりする、ね。それで今度はこれ(黄色の本能)がぷっと膨らんでくると、理屈抜きに「これ気にくわない」と懐の短刀を抜いてぱっと刺しちゃうようなことをしてしまう。  そうかと思うと、この辺(4本能と2感情)は小さいんですけど、この(青の)へんだけがぷーと極端にふくらんでくると、さー今度は、ね。理詰めじゃないと一歩も動けなくなる。一歩も動けない方がいる、ね。  それで、今度は、理性。理性の方になってくるとちょっと違う。そうして何か非常に穏やかにものを処しているとか、そういうあれが働いてくる。そうすると、我々がですね、カーとなったり、冷静であったり、恨んだり、憎んだり、色んな諸々。何億とおりの感情、心のあり方がありますが、これはこのパーセンテージの違いによって全部実は表現できるわけです。で、その表現できるんだっていうことを単純明快に、この前申し上げました心の世界の基準ですね。単純明快に、まず割り切るっていうことが、まず心の世界が分かっていく一つの大きなきっかけでございますね。だから、心というものを複雑怪奇に理解して、もう大概の小説だとかですね、心理学の本なんかでもそうなんですが、だんだんだんだん心を分解して複雑怪奇にしてしまう。だから、結局何が何だか分かんなくなって、ノイローゼ一つ治すことができない。という事態に立ち至ってしまうわけです、ね。だから、今度はもうこれしかないんだと、心の要素はこれしかないんだと思っていただく、ね。 0:8:20  ただし、これしかないんだと思うことは、今度は人間の一つの宇宙観と申しますか、その中には、どういう形で表現されているかと申しますと、これがまた不思議なことにですね。 ご当地は神戸という所でございますが、ご当地からちょっと、東の方に参りますと、先程も、都の話が出てきましたが、明治維新まで長いこと都がございました、京都というところがございますね。それで京都というところには沢山の神社仏閣という所がございますが、京都の駅を降りましてね 昔は教王護国寺と申しましたが、今は東寺と申します。 このお寺は、どなたがお作りになったかというと、よく、弘法大師がお作りになったと思っている方がおられますが、そうではございませんね。これは嵯峨天皇という方がお作りになられて、弘法大師に寄進したように承っております。弘法大師は、去年1250年祭で、3月に空海という映画が、確か北大路欣也さんが主演なさって、この中にもご覧になった方が多いと思います。  そうすると、あの中で色んな人間同士の葛藤、その他が描かれている訳ですが あの中の中心思想というのは、何かというと(この黒板に書いてある)表面意識これなんですね。表現法が違うだけ。どう違うかというと、あの中の中心思想は、空海という方が今から約1300年ほど前、遣唐船に乗りまして、この時に3人ほど、後の歴史に非常に影響して来たお坊さんがおられます。まず第1船に乗っておられた方が、天台宗というものを日本にもたらされた最澄という方。この方は今で言うと東京大学の学長みたいな資格でいらっしゃった。 それから空海という方が、第4船かなんかで、同じ船に乗っているんじゃなかったようですね。何故かというと、後で船が難破しまして、2隻が駄目になってしまうんですけど、残った2せきが中国に着くわけです。  空海という方、この方はご存知の通り、後で弘法大師様と呼ばれます。たった2年半位いただけで帰ってくる訳ですが、この方は言うなれば、私立大学の夜学の落ちこぼれみたいな資格で潜り込んで行ったわけです。着いた都は中国の長安、当時は唐といった。  実は今日のお話の締めくくりで、また出て参りますから、覚えておいてください、唐という国。 空海は長安の都の青竜寺で、恵果というお和尚さんから、印可を賜って帰ってきました。そしてその時、お土産物として持ってきた中で、一番大切なものは両界曼荼羅、二つの世界の宇宙図です。 その内の金剛界曼荼羅は、これ(表面意識)と同じ形をしている。同じ形をしていて、人類の調和に役立って行くんですけども、ただ単なる日本の真言宗という、世界的に見たらローカルな宗教の一つの塊になってしまい、大変残念に思います。何故かといいますと、この(図の)S という処に大日如来を置きまして、本能の処に阿弥陀如来、感情の処に薬師如来、上の処に何如来と私もうよく覚えてないんですが、下の方だけは観音菩薩ですか?  要するにそこに、人物というんですか、仏様を当てはめちゃったから、話は複雑になってしまった。そんなこと考えなくてよかったんですね。金剛界曼荼羅というのは、5426で出来上がっていると言ったら、単純明快で5426で解らなかったら、お嬢ちゃんをお幾つですか? 4歳ですか? 赤って知ってるでしょ? 青知ってるでしょ、緑知ってるでしょ。黄色知ってるでしょ? 緑と黄色と赤と青で、この中の(胸の中の)心の表面意識が出来ているのわかった? わかったでしょ、四つで出てきているの。4歳だから四つで出来ているの。上手くできてますね。(笑) 0:13:58 お名前なんて言うんですか 「○○みき」 あーいい名前ですねー僕も三木って言うのよこのおじちゃん。 これαとω。僕は苗字の方が三木αで、こちら様の名前がみきω 光とはωですから、どうもこっちの方(子供さん)が本物みたいですね、よく来ましたね、みきちゃん。 それで、話は戻りまして、これが(表面意識)金剛界曼荼羅に相当する。曼荼羅の話をしてますと、何だかだんだらになってしまいますから。 光だけで理解して行きますと、今度はドンドン応用が利いて行きまして。ただ拝んで有り難いとか、拝んでる時だけ「今日、私、心がすっきりした~」とか、そういうことではなくて、明日も明後日も一生の間、これが(表面意識) 皆様の心の中にバシっと、金剛界曼荼羅が当て嵌ってあるんです。またこれだけではなくて、もう一つ、胎蔵界曼荼羅というのがございまして、この胎蔵界曼荼羅というのは、 どの様に出来ているかというと、これは名称から言うと、逆のような感じがするんですけども、中心に丸が一つあって、その周りに八つ丸があります。そうするとこれは、皆様がよくお目にかかる九曜の紋ですね。 この辺にはどこにあるか分かりませんが、ここからちょっと西の方に行きますと熊本という所がございます。そこは細川公という、大変立派なお殿様が代々収めた所その細川公を祀ってある神社があります。水前寺という、現在公園になっているそこに、出水神社というのがあるそこの紋は、この九曜の紋ですね。 0:16:12  だから光というのは、ここぞというところで、この九曜の紋に出くわすことが沢山ございます。そしてこれは、九曜でございますから 12345678(そして、中央の丸の) 九つの光で構成されてますね。これは(黒板左)四つの光で構成されている。そしてこちらは(黒板右)九つの光で構成されている。九つの光で構成されている世界が、今度はこちらに(表面意識の左の方)展開してくる訳でございます。表紙には(潜在能力点火法の)その九つのところは、一番こっち方に(光の風船玉の右の方の九色のところ) 書いてある訳でございます。  だから表紙のとおりになってるなと、単純明快を発揮しないでくださいね、これはポイントだけをこのように分かり易く表現してあるんだと思って戴ければ結構でございます。そうしますと、九つの光というものが、すぐ四つに変換して行ったら、全て金剛界曼荼羅という世界と、胎蔵界曼荼羅の世界が繋がって参りまして、皆様の調和ということに役立っていかなくっちゃいけない筈なんでございますが、そうは問屋が卸さないですね。どういうことかと申しますと、もっと合理的に仕組んであるんです。先程から真言密教の話をしておりましたから、仏教でまた出てくるんだろうとお思いになる方もおられると思いますが、実際に出て参ります。なんてお経に出て参りますかというと、大無量寿経というお経に仏の十二(支)光として出て参ります。ただしこれは、先程のお曼荼羅と同じで、光に名前がついているだけですから、 それからはどうすることも出来ません。  同じ人間の、すなわち人類の精神世界の向上に役立って、大変意味のあるご本、それは仏典だけではございませんね。コーランというものもあるし、それから皆様はお読みになったことはないかも知れませんが、バイブルというものがございますね。聖書というもの 聖書の中で一番古い書は、創世記でございます。 これは旧約聖書の一番突端に出て来るお話でございますが、聖書というのは、旧約と新約というのがございます。これはよく勘違いなさっている方がございまして、旧約というのが昔翻訳した聖書で、新約というのは新しく翻訳した聖書だと思ってらっしゃる方が案外多いのですが、そうじゃございません。 旧約というのは、 昔、神様と人類とが契約した内容ですね。(その時)約束した内容を書いてあるご本だと思っていただいて結構です。新約というのは、イエス・キリストという方が、今から約2000年ほど前に出まして、新しく約束をし直した書だと思っていただいて結構です。古い約束と新しい約束だから、旧約と新約とある訳です。本屋に参りますと、 旧約聖書だけでも売っておりますし、新約だけでも売っておりますし、旧約と新約が合本になって売っているということも、一つ覚えておいてください。 0:20:30  そして、この席上とか、ここで私が引用いたしますものは、私が壮年時代一番親しんだもので、1955年の改訳版というのを使っておりますので、最近、新しいものが出ております。 それには、新しい理解のものが付け加わっておりますから、私は自分が探求したものを、手前勝手ではございますが、ちょっと古いんですけども、その本をお勧めしておりますので。 また著書なども、その本から引用しておりますので、お読みになる方は、1955年版を、座右に一冊でもお備えいただければ大変有難いと存じます。  それで、旧約と新約とありまして、さっきのαとωですね。聖書の一番αは創世記。では ωは何かと申しますと、新約聖書の一番最後にある書、こちらはなんて書かと申しますと、(ヨハネの)黙示録という書です。黙示録ですから、黙って示されたから黙って読んで、黙って理解するというのがまあ理のようでございますね。私もこれを、まだ30代の頃に読んだ時は、チンプンカンプンでなんにも解らなかったことを覚えております。今だって解らない処が多いんですが、大変有難いことに、色々と解説者が解説する、一番最後の21章と22章は、どなたもお手上げになってしまうんですが、そこんとこが一番よく解るような気がいたします。これは、光をお勉強なさっておられるお仲間は、皆そのようでございます。  そうすると、光に関しては、ここ(黙示録)と、ここ(創世記)の所をよーく読んで行く。そして、それに出てくる場面だとか、言葉だとかというものを、自分で感じた通りに、光に還元して組み立てて参りますと、大変不思議なことに、この(表面意識)の下に展開してまいります、光の展開が分かってくる訳でございます。その光の展開が、どのように解って来たかというのをお話すると、その話だけで大変長くなりますので、その辺のところは、潜在能力点火法というご本の、開門編と、理論編に詳しく書いてあります。そちらの方からお読み取りいただきたいのがお願いでございます。説明をしていると大変楽しくもあるんですが、それを説明しているゆとりもございませんので、ここではこの(表面意識)の下が、どのように展開して行くかということだけ、結論を申し上げます。この下は、今度は12の光に展開して行く。というより、九色で入ってきた光が、12の光に展開してから、こちらに4つの光に絞られて行くんだと思っていただければ結構でございます。 0:23:57  この光の性質が非常に不思議なことに、それが一番よく書いてある本は、今私言ったばかりでございますが、創世記という処に書いてあるように私は思います。創世記のどこに書いてあるかと申しますと、創世記というのは、第1章から50章まで50の章に分かれている。随分長いように思うんですね。これ、うっかりすると一日じゃ読み切れませんですね。その中で大活躍する人物が、色々出て参ります。皆様がご存知の人物ですと、まずアダムとエバですね。 その次にはアベルとカイン、その次にはアブラハム、イサクそれから、ヤコブという方が、出てくるんですが、そうすると、あっ失礼しました。  アベルとカインとアブラハムの間に、ノアという方がおられた。ノアには、三つの章が割いてある第6章から9章まで(内容は長くなりますので、)後でちょっとかいつまんでだけお話したいと思います。もっと大切なことは、この光の色んな性質。光の性質については、第5課に設けてございますから、その時戻って来るかも知れませんが、お話の都合上申し上げますと今挙げました人物の中のヤコブという方。この方が、ある事情でイスラエルと名前を変えます。よろしゅうございますか。そして、今、ドンドンパチパチ中近東でやっています、アラビアと不倶戴天の敵で争っている、イスラエルという国ですね。今もレバノンとか、そういうところでやっていますね。 そのイスラエルという名前は、ヤコブという方の名前から採った、国の名前だと思っていただいて間違いございません。 そして、ヤコブという方に、これはご婦人の方が沢山いらっしゃるのに大変恐縮でございますが、奥さんがですね、四人いらっしゃったんですね。旧約聖書の時代ですから、よろしゅうございますか。四人いらっしゃった。 なぜ奥さんが四人いらっしゃるのかというお話をしますと、これまた長くなってしまいますから、 できれば皆様が聖書で、 お読みになっていただきたいのですが。 その一番最初の奥さんがレア、(第一夫人)、 その妹さんがラケルで、2番目の奥さん(第二夫人)、 そしてレアのお付さんみたいな女性が、後でまた奥さんになるんですが、最初はラケルのお付さん、ビルハって言うんですね 。(第三夫人) そして、レアのジルバという方が奥さんになるわけです。(第四夫人) 先程からの、金剛界曼荼羅と今の話で、共通点が一つ出てきたことにお気づきですね。どこに共通があるか、金剛界曼荼羅の四つの光ですね。ところが今度は創世記に女性の名前が4人出てくる。 これは、考えてみると何でもないことなんですが、こういうことを単純明快に、パッと短絡出来るお心を、段々と持っていただきますと、色んなことが解ってくるんだと思っていただいて結構です。 それではレアっていう方、この方はどこに相当する位置に考えたらいいのか。その物語の中で、この理性というところに相当する。 ここにレア、ね。じゃあラケルはどこかっていうと、ここです、本能。聖書を読んで行くと、ラケルの行為って本当に本能です。ビルハはどこにいるかっていうと、ここ(6智性)にいる。これらの詳しいことは、実際には理論編にちゃんと書いてございます。この際、ここにいらっしゃる方は覚えちゃって下さい。 0:28:38  そして、ここ(2赤)にジルバが当たります。これらの四人の奥様から出来てきた子供、実はさっき12支光と書きましたが、12人いるわけです。またここで共通点が出て参りましたね。仏典と聖書の。 そして仏典の方は、大変難しい漢語で書いてあるんですが、聖書の方は小学校の4年生か5年生だったら、もう読める文章でずっと書いてある。ただし、御伽噺みたいな物語で書いてあるんですが、それをよーく仏典や何かの、皆さんのもってる知識で対照しながら読んで行くと、とんでもないことがわかってくるわけですね。 そしてレアには6人子供がおります。そしてラケルには2人、ジルバには2人、ビルハにも2人、そうすると2人お子さんがいるのが3人だから、2×3=6人 レアにも6人ちょうどで12人。上手くできてるんですね。(息子の数のみ) そして、今日はちょっとあれかもしれませんがお家に帰ったら、是非お願いしたいのが、この名前全部覚えちゃってくださいね、お母さん。誰のお母さんに、どの子がいるのか。何故こんなことをお願いしているかというと、光の性質を最も的確に表しているところが、実は先ほど、聖書の創世記というのは50章から成り立っていると申し上げましたが、その内の第25章から第49章まで、丁度25章に渡って、ヤコブとヤコブの一家のことで終わっちゃってるんです。 だから創世記ってのは、ヤコブの為にもの凄いページ数を割いているんです。ページ数を割いているというのは、それだけ単純明快に、天は重大だと思ったから、ページ数自ら割いて、この聖書というものを何千年にも渡って人類に残してくれたものと、私信じて疑っておりません。よろしゅうございますね。そうしまして、ここに(潜在意識の丸)配置されていきます。この配置のあれを詳しく説明しておりますとちょっと時間が足りなくなるものですから、ここにその12人の子供がうまく配置されて行くんだと、覚えてください。そして光に、それらの性質とを対応させて参りますと、大体こういう対応関係が出来るんだと思っていただければよろしいです。(潜在意識の12の光を参照) こん中で何故九つの光が、今度は12に展開したかというのが分かって参りますね。 何故かというと、これはちょっと、緑のチョークがないから黄色で。 5番というのは、ここと、ここと、ここと、ここにある(上下左右の3組ずつの光を指して) 5番という光だけは、必ず各場所に、本能、感情、智性、理性ていう場所に5番というのが必ず配置してある。 0:32:14  この中の459(左の丸)とある中の、4番だけが頭出しになっている姿、これが、本能というあり方なんですね。それから今度は、257(右の丸)というところの2番、すなわち赤だけが頭出しになっている姿、これが感情というあり方なんです。 今日はこの会場にとても赤いお召し物されている方が多いので、大変嬉しい感じがするんですが。 それからここの(上の丸)156とございますが、この中の6番、青だけが頭出しになっている姿、それが智性です。だから、智性の背景には1と5が協力している。 本能の背景には、今度は9と5が協力してるんだと思っていただいて間違いございません。 感情には5と7が協力している。そして、この理性のところだけは、5がみずから頭出しになってくるそれを我々人類は、理性と称している。この理性の所にも、3と8が協力しているんだと、思っていただけばよろしゅうございますね。そしてこのエネルギーというものは、どこから来るのかというと、今度、「光の世界と心の世界の接点」という問題に、この次の課でなっていくわけでございます。 その時にも出てくると思いますが、ここでは簡単に、といってもこれ以上の説明の仕方がないんですけども。皆様の心に入ってくるエネルギーですね。光とはエネルギーです。エネルギーはどこから来るかというと、ここ(現在)からは来ない。じゃあどこから来るかというと、一秒というか、一瞬後の世界から来る。一瞬よりずっと後ですね。 皆さんがどこにいるかっていうと、現在という世界にいるその一瞬前の世界というと、これは過去の世界。そして、一瞬後の世界はここからずっとですね、それを未来と申します。 未来はいろんな読み方ができて、ミキと読めますね。そしてこの、未来という世界から来るんだと、 今日は思ってください。この世界(現在)にありません。この世界って、皆さんの生きている世界のはなくて。ただし、皆さんの生きている世界を生かすために、未来という世界からドンドン送り込まれている。それはどういうふうに送り込まれて来ているかというと、未来という世界に水源池がございます。 0:35:33 今日は、会場のなるべく親切な感じの方を捕まえて、「光文のコピーをください」と言ってください。これはルールで、持ってる方が必ずコピーして、無償であげなくちゃいけない。 私が日本全国光文のコピーを一枚持っていってお渡しし、それがもう何千枚にも何万枚にも広がって行きました。光文というのはお金で買えませんから、(2022年までは販売もしていました。) 先輩をつかまえて必ず譲ってもらってください。ビデオ見ている方も同じように譲ってもらってください。その中に、ちゃんと水源池のことが書いてあります。  そして、(風船玉に繋がる)2つのパイプが、水源池に直結して行くわけです。これは未来。しかも未来という次元には、どんなものが存在してるかというと皆様の明るく和気あいあいとした、家庭というものが存在する。皆様が、くよくよ未来のことを思い患っていると、ここをドンドン汚染して行ってしまうことになってしまうんです。エネルギーの元、水源池を汚染して行ってしまうことになる。くよくよ思うと、ろくなことが起こらないってのは、ちゃんと理論的にできてくる。 今まで、いろんなことがあっても、クヨクヨ思っちゃいけないと教えてくれる宗教家は沢山いた、倫理道徳家も、でも、何故クヨクヨしてはいけないかということは、誰も証明出来なかった。  ところが、エネルギーの大元の意味が分かってきたものですから、クヨクヨ思ってはいかん。どんなにものごとが上手く行かなくたって、その時にすぐ答えは出てこないですね。 今日の答えは明日に思っちゃう、もいけない。それも間違い。そしてこのエネルギーというものは、 二つのパイプを通ってきます。パイプの構造はこうなってます。 (点火法の表紙参照) 縦に割れてるパイプと、横に割れてるパイプがあります。 横に割れてるパイプは、両側から横に入ってくるから、これを横のエネルギー、または膨張の光エネルギーの回路。 縦に割れているパイプは、縦のエネルギー、収縮の光エネルギーの回路といいます。 膨張と収縮の問題を勉強して行きますと、それだけで大変なことになってしまう。ですから、光のセミナーでは、あまり詳しく勉強しないようになっています。ただね、プーと風船玉を膨らますんだったら、パイプ1本でいいじゃないかと、お思いになるかも知れませんが、絶対そうなってない。何故かというと、本を読みになって、そのあと光の深呼吸を始めますと、光が見えたという人が沢山いらっしゃる。その光が見える実践行為の論理ですね。 0:40:19  それは、この構造の上に成り立っているんです。ですから、この構造を否定することになってしまうんですね。だから、そういう方(光が見えるようになった人)がいらっしゃるということは、実はこの本に書いてあること、今皆さんがここでご勉強していることが、嘘偽りではない真実であるということの証拠でございますので、どうしても仕方ない。 私もどうして二本にしてしまったのか、自分では説明がつけられない、しかし二本にしないと、矛盾のない論理を組み立てることが出来なかったというのが、お答えだと思っていただければ結構でございます。 そして、少し簡単にご説明申しますと、パイプから入って来る。入ってきまして、それはこれがずっと展開してくる。そして最後に皆様の表面意識のすぐ下のところでは、こういう聖なる都エルサレム。 この構造が大変不思議なことに、ヨハネの黙示録という本に書いてある。第21章に、聖なる都エルサレムというものが出てくるんです。宝石ばかりで固めてある都の姿。その都の姿とピタリと一致してくる。それで初めて、これは夢幻の物語ではなく、実は私たちの表面意識のすぐ下の、心の世界の都のことを書いてある文章だと分かってくる訳ですね。だから、その光の世界を、世界中の一人一人が光で調和してったら、世界人類が調和した地球を構成するのは、まるで理の当然になってくる訳です。あくせくあくせくする必要がない訳ですね。 そして、今度はここ(風船玉)に入ってくるエネルギーですね、二つのパイプから入ってくるエネルギー。それが入って来ましたら、例えばこれはHさんのここ(2人目以降の計算)を完成させて行かないといけませんね。完成するために、光の兄弟第二数換算表が、潜在能力点火法81頁に収録してございますから、そこを開けてください。Hさんは、今日は何の先入観もなくいらっしゃいましたね?  Hさんの水源池から入ってくるエネルギーの内容をここで完成させて行きます。 0:44:00 81ページの、この不可思議な表は、一体どんなところから分かって来たのかというお話を、ちょっとかいつまんで、させていただきましょうね。ただやみくもに、この表でこうやればいいんですよって、覚えたってしょうがないんですから。 この表の成り立ちは、どういうところから起こって来たかと言いますと、この表を私が発見するのに四苦八苦しておりまして。こういう表があるらしいということは、何となく感じていたんですが、なかなか発見出来なかった。発見出来る動機となったのは、確か第1課で、本を読む順序を黒板の上でご紹介しましたね。 まず第1に「潜在能力点火法」その次に、光が見えるようになったら「369 編」そして3番目には、「光のカルタ」というのを覚えちゃって下さいとお願いしました。「光のカルタ」を覚えましたら、今度は遡って「道しるべ」を読む。「道しるべ」を読みましたら、次は「開門編」そして「理論編」とお読みになりました頃には、光のことはもうすっかり基礎のことは分かて来ますというご説明をいたしました。 なぜ「光のカルタ」なんていう子供騙しみたいな、いろはカルタを是非覚えて下さいとお願いしているかというと、実はこのカルタの恩恵に、一番浴しているのはこの私自身だからです。 その体系を申しあげますと、自分で作ったカルタで、まだこのカルタを作った時は、一番上、一人目の計算しか分かっていなかった。例えばH様に、昭和8年1月19日生まれですと言われると、「H様でしたら729という光の持ち主だ」ということは、昭和54年の1月20日の明け方午前3時に分かった訳です。ところが後がなかなか、こっちの余白のところが(2人目以降のこと)計算できるようにならないんです。(それから)1年半かかるんです。 昭和55年の5月19日、盛岡という所から仙台にまいります、特急はつかりという列車の上で、やっと分かるようになる。この、やっと分かるようになったのは、その日から一月前位にさかのぼることになるんですが。光のカルタの、「の」の字ですね。光のカルタの「の」の字の処には、絵でこういうものが書いてある。ものすごい大きな波がうねっておりましてね。そしてここに船が漂っている。こういう絵札ですね。この絵札を実は3日間にらめっこした。この「の」の字のところの読み札は、なんて書いてあるかというと、さあ、ご存知の方は手を挙げてください 沢山いらっしゃいますね。 0:48:16 岡山からいらっしゃったOさんと仰います方で、私の一番古い光のお友達です。ビデオをご覧になっている方、どうぞこの方を覚えてください。私が初めて、昭和53年1月に、徳島の長久寺さんという真言宗のお寺に参りました時に、岡山県の倉敷からわざわざお越しくださいました。ありがとうございます。 さあ、「の」の字は何でしたかな? Oさん:「ノアの箱舟どんぶりこ」です。 そうですね、皆さん拍手お願いします。ビデオご覧の方も拍手してあげてください。 ビデオの前で拍手して下さい。必ず聞こえてきます。 「ノアの箱舟どんぶりこ」というのを、三日間眺めていたんです、馬鹿な男ですね。 どうしてこんなカードを作ってしまったのかと、思っておりましてね。待てよと、ね。 2月の11日、日本の国では建国記念日と呼ばれている日に、ノアに通知がありますね、神様の。 あと7日後、2月17日になったら、大雨を40日40夜降らす。お約束どおり2月の17日大雨が降り出します。40日大地が水に満たされます。 2月17日からピシャリ150日、7月の17日、アララテの山の頂に着きます。 10月の1日、山々の頂が見えてきます。そうして40日経ちます。また40日が出てきましたね! そういたしまして、カラスを放すが7日帰ってきません。また鳩を放つが7日帰ってきません。また鳩を放つと7日目にオリーブの枝をついばんできた。その時初めて、人類は平和というものを、心の底からシミジミと感じた。ただしその時の人類は、たった8人でございますね。ノアとその息子のセム、ハム、ヤペテ、そしてその奥さん方すなわち8人。 皆さんも、その内の誰かの血を受け継いで、ここにいらっしゃるはずでございますね。そうしまして、1月1日全地の水が引いて、2月27日に全地の水が乾ききって、ノアの一家すなわち人類が再び大地に足をつける。この、創世記の第6章から9章まで書いてございます、ノアの箱舟の物語。この物語で非常に不思議なことは、数字が色々と支配している。実は聖書というのは、先程申しました1955年改訳版でもですね。旧約と新約混ぜて約1700ページある。 0:51:58 その中に具体的な日付が出てくるのは、創世記とエゼキエル書というところだけ、後はほとんど出てこないんです。 それでは、創世記に50章ある内全部出てくるかというと、出てこないんですよ。 第6章から第9章の処、あの頃カレンダーが本当にあったのかと思われる処に、具体的な日付が、今申し上げました5つ出てくるんです。 5つ出てきて、しかもその中に40日という日にちが、2回も出てくる。実はこの40日というのは、新約聖書になっても出てくるんですね。例えば世界中の人が、誰でも知っているイエス・キリストという方この方も悟るまでに、40日荒野の彷徨ということをいたします。その他いろんなところに、40日を発見する。「なぜ40日なんだろう?」その問いかけを、3日3晩しておる内にですね。段々40日、40日って、3日考えてますといろんな計算を、実はしてるんですね。 1年は365日ございますが、これは天が人間に少し勉強するために、5日ちょっと足し算して、太陽の周りを365日かけて周るように、どうも仕組んでいるらしい。 だから1年を、5を引いてしまって、360日といたしますと、どういうことになりますか? 30×12で360という数字が出てきます。そうすると、先程の40、360を40で割ると、光の世界の仕組みの1~9、4×9=36です。ピタリと一致します。だから、40×9=360+5日が光の世界の1年。 30×12=360+5日が、我々が住んでいる肉体が所属する世界の、1年のカレンダーのあり方だということが解って参りますね。 要するに簡単な表現をいたしますと、30日カレンダーと、40日カレンダーとを対応させて。そうすると、30日カレンダーの方には、大の月と小の月とがありますね。大の月と小の月の分配法。 これをよーく眺めていくと、一つの法則性があって分配されているということが解って参ります。その辺のところは、潜在能力点火法の理論編に、詳しく表入りで解説してございます。そこのところでビデオをご覧の皆様も、ご勉強していただきたいと思います。それを詳しく説明していきますと、もう時間がなくなってしまいますから、一つご勘弁いただきまして一つご本の方で勉強して下さい。 ですから、その30日カレンダーの分配法を、40日カレンダーすなわち、光のカレンダーの方にも、 そのまま適用いたしまして、計算した表を作表したものが、この潜在能力点火法の81頁にございます。「光のカレンダー」になる訳ですね、英語で、「ライト・カレンダー」。 0:56:19  このカレンダーは、この本、または今日差し上げたカードにしかないんですね。このカレンダーと同じカレンダーというのは、世界中どこにもない。大変不思議なことに、我々の肉体が所属している世界のカレンダーというのも、色んな変化していますけど、世界中の人はそれでもって、「今日は月給が貰えるな」とか「今日は借金取りが来るな」とか、「今日は借金返さなくていけない」とか、ずっとやってる。ところが心の世界の方の、エネルギーのカレンダーは、こっちの世界のエネルギーのカレンダーに作用されない、光のカレンダーで動いているんです。単純明快な法則のもとに動いているんだと、思っていただければ結構です。 そして、この我々が住んでいる世界のカレンダーと、光の世界のカレンダーの接点が、たった一枚の表になっているんだと思っていただければ、間違いございません。これが色々と、四苦八苦して誘導されて参りました過程は、ご本にございます。 それからよく出るご質問ですが、「閏年の時はどうするんだ?」と。閏年は、ちゃんと書いてございます。右の欄外に書いてございますね。その年だけは、3月にですね。3月だけは( )の方を、読み取りいただければよい。そうすると3月の23日ですか、閏の年の3月23日はどうなっちゃうんだ? 何も書いてないじゃないか。そうじゃないですね。3月の23日以後は、閏だろうが閏じゃなかろうが、同じになってしまうから書いてないということでございます。 そして、こういうことをしてもですね。実際にこのカレンダーが、本当に正しいものかどうかなんて、恥ずかしいんですけども、最初は解ってはいなかったのです。ただし、不思議なことに、カレンダー通りに計算いたしまして、まず打京する。打京だけで光が見えるようになった方は、沢山いるんですが、パーセンテージからいくと、3%か多くて10%くらいですね。 ところが、この(光の)カレンダーを活用することに依りまして。 さてHさんにさっきカレンダー差し上げましたね。Hさんそのカレンダーの1月19日というところには、なんて書いてありますか? 2って書いてございますね。その2って書いてあるのを、ここに入れるんですね。(1人目の)第2数の下に入れるんです。そして、7のところ(第1数の下)はですね疑わずに7、7、7とやって行きます。そうしますと、今度はこちらですね、ここに9(1人目第3数) とありますと、この前ご勉強いたしましたね、こういう関係ですね。 (潜在能力点火法61ページの第2表参照) それはご本にもちゃんと出てます。こういう関係がございますから、ここに9とあると、一つおきに、9→1→8ですね。だから9(1人目)、1(3人目)、8(5人目)と、丸のところ(各第3数)に入れてやる。そうすると今度は、その次(2人目)7、2、9で、またここも9になっちゃうんですね。  あなた様みたいな方は、真性双子というあだ名がついているんです。そうすると第3数は、9(2人目)、1(4人目)、8(6人目)とこうなる訳です。そうしますと、残るは四つの枠ですね。(3人目~6人目の第2数)。ここは、この前ご勉強いたしましたように、123という法則がございまして、 第1数と第2数を足して、1桁になるまで足していったものが第3 数ですから。 7と幾つ足すと1になりますか? 7と3足すと、1になっちゃうんですね。何故かというと、7と3を足すと10になりますね。 10は1と0ですから、1になってしまう。だからここには3と入ります。(3人目の第2数) そして、ここも同じ3。(4人目の第2数) そしてここは、7に幾つ足すと8になるか 7に1足すと8 (5人目第2数は1) その次も同じ。(6人目第2数) これが一番最初、心=光と書いた、下の方の意味が出てくる訳ですねあなた様の心に入ってくる光のエネルギーの、25%が表現されているんです。(1~6人目全部で) 「なんだ100%じゃ無いのか。」 25%なんです。何故25%かと言いますと、実は100%のものは解ってる。だから後の75%はよーく解ってるんです。計算しなくても、ここにいらっしゃる方は全部同じだということです。 世界に48億の人類がある。その48億の人類が、全部同じ光だということでございます。だから必要無いという訳では無いんですけども、ちょっと棚上げします。あなた様のこの25%で、全てが解る。今度はこの25%がどのように振り分けられているかです。これが10%です。(1人目)これが5%。(2人目)これが2.5%。(3人目)後、皆同じです。(4人目以降) ここから沢山のことが分かってきます。ただ、沢山のことが分かって来ると分かっているだけで、私自体もまだ全てが分からない。次々といろんなことが分かって来ます。ただしその中で一番大切な、すぐ活用価値のあるものに、三つございます 三つ以上色々あるんですけども、まず皆様に知っていただきたいもの123と三つあります。 1:04:18  まず1番は、Hさんの全人格と申しますか、個性、すなわち在り方ですね。在り方が全部分かって来るんだと、思っていただいて間違い無い訳でございます。だから変な話ですけど、これ計算してご自分の光が解るまで、自分のこと何にも知っていなかったっていう人、随分といるんですよ。 この計算をして、調和法をやって、初めて自分の力が出てくる。それまでは力が出てこないから、本当の在り方が分かっていない。 計算して解るまでは、こういう言葉は使いたくないんですが やれ地縛霊がどうなったとか、ノイローゼだとか、商売がうまくいかないだとか・・・。 そういう方々が、調和のあり方を分かってくれた。 次に、どういうことが分かって来たかというと、今日はちょっと触れている時間が無いものですから、第4課ぐらいで少し触れてみたいと思っているんですが、2番は縁ということが分かってきます。これ非常に的確に分かってきます。この中で、ご家庭を持ちの方は、生田神社とか、湊川神社の結婚式場で、神主さんが儀式をする。 そうしまして、お披露宴の席に着くと、お仲人さんが必ず「不思議な縁で、何の何某と何某が・・・」 とこういうお言葉使います。このように縁という言葉は、我々毎日、何だかんだで使っています。私はこういうことをやっているものですから、人様とお話していると、必ず1回か2回お使いになることに気がついている。ところが縁というのは、言葉が存在しているだけ、お釈迦様だって、縁を説いたけども、計算して教えてくれてやしない。 それからあらゆる宗教家、特に仏教系の宗教家は、縁という言葉を非常に頻繁にお使いになる。「縁を大切にしなきゃいけません」とかですねいろんなことを仰る。例えばお釈迦様が悟られて、これは本当か嘘かわかりませんけど、ご本によると、禅定して悟って、天上の世界に行って講演したのは、どんな講演したかというと「全てのものは縁によって生じ、縁によって滅する」、訳が分かったような分かんないような。私その頃分かんなかったもんだから「いや~ありがたいですね、縁って大切ですって」 今は涙が出ない。 今はこれで計算して、みんな分かって来るから、そっちの方が涙出なくちゃいけないんですが、光ってのはサラサラしてるから、ニコニコと笑ってきちゃうんですね。 0:07:18 それで、H様はご一家何名でいらっしゃいますか? お子様はお2人ですか? すると4人の方の計算しただけでも、4人の家庭内の関係、それから今度は家庭外でどういう関わりがあって、どうのこうのというのが、みな計算可能です。だから例えば、職場でもって、この計算しただけで職場の調和というのは可能になります。今日はそういうことをご勉強している、ゆとりがないもんですから。つまり2番目に、縁というものが計算で分かって来たということです。さて、計算で縁ということが解って来たら、解って来たことを活用して、どなたでも正しい人間関係を保っていくことが出来る。  また、正しい人間関係を発生することが出来るんだと、思っていただいて間違いございません。今度は3番目、一番大切なことが解って来た。(他のものでは)2の縁などはほとんど無力ですね。あらゆる占星術や易とか色んなことあるけど、縁というものを、抽象的な言葉以外で表現しているものって無いんです。 幾ら探しても、この辺(1の光)位が、大体おぼろげながら分かっているのが、あらゆる占術や何かで分かる限界じゃないかと思ってるんです。 というのも、変な話になっちゃうんですが、東京の渋谷というところにですね、占い横丁というのがある。そこで、Sさんが40年もやっている。その方がこの本ドンドン広めて下さっています。確かそこにいらっしゃる方が、大分愛読者の方がいらっしゃるようです。 だから時々、私どもの所に、プロの易断をやっておられる方がお訪ねくださいましてね。ご自分の方のことは何にも言わないで、光の方のことばかり吸い取って。 何故かというと、単純明快な計算から、そちら(占い)の方でも分からないことが分かって来る。でもそれも1のところまでですね。2まで来ると手も足も出ないんです。だからこんなこと(光の計算)から、こんなこと(縁)が分かって来る。なんて、不思議な感じが、この頃になって私もいたします。 (それで)一番大切なことは何かと言うと、3番 打京・推背ですね。そうして打京は、こうやって皆さんが、こん中でまだ打京してない方は手を挙げて下さい。さっき後からいらしゃった方は、してあんのかな? してなかったらまたしましょう。 後からいらっしゃった方いますね。ご自分の光。あっ分かってますね。いいですか。もう打京しましたね。で、この前もね。あの、この会場でいたしました。じゃあそのね。 0:10:41 次に、何故推背というんだというお話を申し上げないと、ピンとこないと思うんですが。そのお話申し上げる前に、3番は一体どういうことかというと。これは、門を開けることなんですね。 前の門を開けることが打京です。そうするとこっちは後ろの門です。(推背)さっきの風船玉をもうちょっと書きますと、こうなってますでしょ。(潜在能力点火法の表紙を参照) これはまあモデル的に書いたんで、これがこの中(胸)に入っている。だから門は、こっちの方(表面意識)のですね。こっちの門はどうなってるかというと、6か5か4か2です。 で、こっちの方(風船玉の入り口)の門は、1か所しかない ここの一致したところですね。(図では丸に十字の所) これクツワがあるところ、この門は残念ながら、我々自分で開けることが出来ないんです。 この間も会社に電話がかかってきましてね、「先生の本に書いてある通りにやったんだけども、さっぱり光が見えない」と言う。あなた何やってるんですかというと、(職業のこと)「学生です」と言う。ご家族はというと「田舎から出てきてるから1人です」と言う じゃあ、あなた後の門を誰に開けて貰ったんですか? と問うと「これ、誰かに開けて貰わなきゃいけないんですか? 誰もいないものですから肩叩きでやったんですけど、さっぱり光が見えない」と言う。この本の通りにやってくださいって書いてあるでしょ? だからあなたね、下宿のおばさんか誰かに訳を話して、やって貰いなさい。 1:12:17 「相手は分からなくてもいいんですか?」分からなくたって、大丈夫だ! 言った通りにやって貰いなさい。だから、打京が推背がなんて言いますとね、皆様は、「ほんまかいなそんな幼稚園生みたいなことを、あのおじさん」なんて思っているかも知れないけど。 これは実名は挙げずに、差し障りないところでお話しますとね。今年は私ね、ありがたい幸福感というのに酔い知れておりましてね。何故かって言うと、ノアという会社に色んな方がいらっしゃる。その中に受験生がいらっしゃるんです。これ受験生に来られると僕ね、正直言って恐怖の対象ね。何故かって言うと、受験生というのは受かって貰わなきゃ困るでしょ? 試験を受けるの、私が受けるんだったら大体受かる可能性があるんだけど、受験生の方が受けたらこれねーまたね、万に一つも受かりそうにない人が来るんだよね。 で、しょうがない その人に僕が教えられるのは、手にとって算数だとか英語だとか教えられないから、「一つこの調和法をやってください」っていう感じで済ましている。今年打率9割なの。9割がた受かっている。ありがたかったですね。だから何となくご機嫌がいいでしょう?ホッとしてるんですよ。去年その9割じゃ無かったんだなぁー。 まあそれはそれとしましてね。その中にNさんという、今年東京のある薬科大学に入った方がいらっしゃる。その方は今年入りましたから、それ迄高校三年生で、高校3年生の夏休みか何かに、いらっしゃった。お年寄りの方がいらっしゃって下さっても嬉しいし、若い方がいらっしゃって下さっても嬉しいし、このミキちゃんみたいなね、まだお小さい方がいらっしゃるこれ一番嬉しい。ところがその方がノアに入っていらっしゃって。 なんでいらっしゃったんですか?と問うと、「今日は先生へお礼を言いたいと思ってきました。」  見上げたもんですね、お若いのに、だがどうして? 「実は私が今から3年前、高校3年の今から3年前って言うと、中学3年ですね」 中学3年の時に東京は新宿という所がございます。そこに紀ノ国屋さんの本店がある。日本で一番大きい本屋さんですね。 その本店の精神世界のコーナーに行ったら、不思議な本があったから買ってきました。これ買って来た。(潜在能力点火法) 中学3年の時のことです。そういたしまして、この本に書いてある通り調和法をやっておりました。実はその方のお父さん、電気通信大学という、大変難しい大学の教授をなさっている。難しい学問の教授をなさっている方だから、ちょっと気が難しい方でいらっしゃる。このお父さんと、やること成すこと全部上手く行かない。 「ところが私が、この調和法をやるようになりましてから、お父さんと対話が非常にスムーズに展開するようになりました。だからそのお礼に参りました。」 嬉しいですねー。こういうのは本当に報いられた感じがする。 ああーそりゃNさんよかったですね。時に Nさん、3年も調和法を続けて下さって、お父さんとも仲良く行けている。これが私の一番の目的とするところなのですが、今光って、どの様な状態にお見えになってるんですか? 「いや先生、私は父との和解が出来ましたから、この本に書いてあることは、信じて疑っておりませんけど、実はまだ私、光が見えてないんです。」と仰る。びっくりしました、本当ですか! あなたみたいな人が見えないなんて、むしろ私の方が信じられないです! じゃNさん、すいませんけど、あなた様のやっている通りのことを言ってみて下さい。 「来年の今日、私の家がみんな、親子ともに和気あいあいと調和してることをまず思います。」 あれ?合ってるなぁー・・・ 「そういたしまして目を開く。私は緑でございますから初観、日想の処を見る」 あーこれも合っている。「そうして目を瞑ります。私は緑でございますから、お臍の下に緑の光をずっと思って・・・」 Nさん、そんなこと書いてないです! 「え!そうでしたか?」 よーく読み直して、ほら此処に何て書いてありますか?お臍とみぞおちの間って書いてあるでしょう。 「あ、本当だ!」 (これで)3年間見えなかったんですよ。 それじゃやり直しましょう。「ハイ!右手で拳を握って下さい。 そしてお臍とミゾオチの間をボーンと打って下さい。」 と教え、打って帰っちゃった。 さあ、それからどうなったか知らなかったんですよ。  そしたら、2月の末の頃、もう受験の発表が終わっちゃって、ニコニコして入ってらっしゃいましてね。「先生、お陰で第1志望も第2志望も受かりました。第2志望の方は医科大学で、お医者さんはお金がかかるから、あまり負担かけちゃいけないと思って、薬科大学を選びました。」 親孝行な方ですね。これ調和してるっていう手本です。で、こっちはヒヤヒヤしてね。光の方、どうだったんですか?と問うと、「先生あれ何でもなかったですよ。家帰ってやったらもうすぐ光が見えるようになりました」と。 だから皆さん、この本の通りにやって下さい。この本から一歩でも間違えちゃうと、もう駄目なんです。 これはちょっと光と関係がある方で、大本教という大変立派な宗教がございます。 その初代の教祖さま、私実は、あらゆる宗教家の中で一番尊敬しているんですけど、「出口なお」という、立派なおばちゃんがいらっしゃいます。この方のお言葉の中に、こういうお言葉があります。 「三千世界、一時に咲くや梅の花、艮の金神の出番である。そして、世の中の建て替え、立て直しが始まるぞよ。」 その一番最後の締めくくりの言葉に、「塵一厘も間違わぬぞよ」とおっしゃっている。 その塵一厘、間違っちゃ駄目なんです。お臍の上と下とは、距離にしたら10cm もない。 しかしその10cmの間違いで、Nさんという素晴らしい青年は、3年間点火することが出来なかったんです。皆様が自分のお知り合いや、お友達をお導きになる時に、一つこのことをよーく教えてあげていただきたい訳でございます。 1:20:06  そういたしまして、この打京と推背ですね。今の方はお臍の下でも駄目。もうこっち(前の門のこと) は良いですが、今度はこっちの方(後ろの門)を開けなきゃ駄目。 これは偶然と言っては変ですが、色んな積み重ねで、この開け方は分かって参りましてね。それでこの本には、ちょっと省略して書いてあります。(点火法)本だからご勘弁ください。だから今日は、ここで正しい方法を、この本のとおりだって大丈夫ですけど、正しい方法で何でもやった方が感じが良いものですから、今各会場でそれをお薦めしています。 その行為を推背って言うんです。後ろの門、これを開けることを推背と言うんですね。 で、何故推背と言うのかは、まず皆様に開け方をお教えしましてから、ご説明した方が分りやすいと思いますので、開け方をまずご説明しましょう。開け方って言っても、自分のは金輪際開けられないんです。だから、自分の前の人の背中になってくる。 大体位置としては、第3胸椎ですね。第3胸椎という処に相当するんですね。 私は治療師だから、私は医学の心得があるから、第3胸椎なんて見て解るからそこポンとやる。それじゃ駄目なの。ちゃんとこれは、ルール通りやって下さい、お願いですから、そういうのが、一つのセレモニーだと思えばよろしいですね。まず皆様の手を、前に出して下さい。そして両手の親指と人差し指を合わせて三角形を作って下さい。この三角形の作り方は、親指が外に向かってあまり広がってはいけません。また、内側に入り込んでもいけない。 両親指が一直線になること、(点火法 第17図参照) まずこれが基本ですね。そしてなるたけ4本の指は揃えて下さいね。 問題はこの人差し指の交点ですね ここの処を開けてあげる方、例えば前の方の首のつけ根で、グリっとした一番高い処(通常は頸椎7番)に当てるんですが、その位置決めの仕方。首を前にちょっと傾げて下さい。そうしましたら、右手の平で項を上から下に、ずーと下げていくとグリっとしたものにぶつかりますね。 今は前に人が居ると思って、ここを(人差し指の交点)、今のグリん処(頸椎7番)に当てたら、相手の背中を、手の平でちょっと押してやる、ちょっと推す。背中を推すから、推背って言うんです。そしたらすぐ、左手は取っちゃっていいですね。そして、右手の中指~小指の三本を丸めてしまって、チョキみたいになりますね。これを背中に対して直角に立てるんです。立てますと、親指が大体第3 胸椎の処にきます。第3胸椎でなくても結構です。 そうしたら、この親指の位置を覚えておいて、今度は拳を握ります。この時に、拳の第2関節の辺りの処で打たないこと。それから、手根部辺りの処で打たないこと。拳の第2関節辺りの処で打つのを、喧嘩型って言うんですね。 皆さんが時々やり合うやつ。 それでこれは、夫婦喧嘩型というんです。(手、小指丘付近)ここで打つ。 これは大体女性がやってるんですね。これ両方とも痛いから、今親指で確認した処が、拳を握ったくぼみ(手根部の)に当たるような具合で、ポンと叩いてあげるんですね。 その時、「恨み骨髄!」って叩き過ぎないで、心地よく叩いてあげて下さい。皆さんがお小さい時に、父さん母さんの肩を叩いた、それ位の強さでポンと叩く。こんな幼稚園生みたいなことを、やるとやらないとで、永遠に光が見え無い方が沢山いらっしゃるんです。 (ここから暫く、推背の実習をしています。) 今致しました行為、それは此処のところを (風船玉の後ろ) 塞いでいる、光の栓をポーンと取り払ったんです。 1:28:19 「本当かなー」って思うかも知れませんが、これしなかったら、光が見え無いから本当らしいですね。そうしてここの処を、H様ですとどれが塞いでたか。前の門はこれ(第2数)でしたね、H様は赤でした。今度は後ろの門は、ここなんです。第2人目の第3数っていう規定がございます。だから、9番すなわち、みよ色という光が、H様のところは塞いでいた。 塞いでいるから、光がどうしても見え無い。だから今それを、ポーンと叩いていただいた。奥様に叩いていただいて、ポーンと取れたんですね。嘘だと思ったらお帰りになって、この本の通りに、もう深呼吸していただいて結構です。実際に深呼吸する方は、ちょっと手間がかかるものですから、それは第6課でまた致しますが、それ迄には皆さんがもう光が見えるようになっていらっしゃっていただきたいのが、実はお願いでございます。 そして今度は、なぜ推背だなんて、へんてこりんな表現方法をするのかしらという、疑問が一つ生じて来ますね。実は光の周辺に、また聖書と関連してくるんですけど、そこから説明すると長くなっちゃうから、どうしても唐という国の、色々なあり方が影響、関連してくる。 唐の国は隣の中国で、今から七世紀から十世紀近く迄続いた立派な国でございます。「唐前に唐なく、唐後に唐なし」と言われ、大変に文化文明の栄えた国でございます。 唐前に唐なくというのは、唐の前に、唐程栄えた国はないということ唐後に唐なしというのは、 唐の後に唐ほど国の栄えたことはない。 特に皆様がよくご存知の、楊貴妃という大変美しい女性がいらっしゃいましたね。お妃で、 その方の、玄宗という皇帝、確か六代目でございますか? (九代皇帝・・・Wikiによれば) その時の確か、開元という時代、これ約42年続いておりますが、この時は、物凄く世の中が理想的に治まった平和な時代でした。それを、開元の治といって、歴史家がその徳を讃えていますね、 私も出来たら、この光でですね、この開元の時代まで持って行けたら楽しいんだろうなと思っております。 だから、ご多聞に漏れず、そういう時代で御座いますから、沢山の色々な文化、文明。それから色々な学問、芸術が発達するのは理の当然で御座います。 そういたしまして、じゃあ、この唐という国は、一体どういう成り立ちかと言いますと、唐の前に皆様ご存知の、隋という国がございましてね。これは大変文化が栄えるんですけども、たった15年で消滅してしまった国家でございます。 その隋の国を、滅ぼしたというか、一つの革命起こした方が、李淵(りえん)(唐の初代皇帝)。国造りをやった方ですから、この方のことを高祖と呼んでおります。その高祖の次に、太宗(たいそう)という方が立たれます。この方がたいそうご立派な方でございました。で、この方は、李世民(りせいみん)という方なんですが、どの様にご立派かというと、この時に唐の国の、約200何年かの基礎が築かれたんです。 実は玄宗が、開元の治という素晴らしい政治が牽けたのも、みな太宗という方、李世民という方が、基本路線を牽いたからですね。だから、初代が国造り、2代目がこういう立派な基礎を築いたと思っていただければ間違いございません。そう致しますと、文化文明が栄えましたから、当時天文台、当時の天文台は、今の天文台より大変なんです。 なぜかっていうと、今の天文台ていうのは、沢山の機器がございましてね。そして望遠鏡で、こないだのハレー彗星なんかも、我々には見えるんだか、見えないないんだか分かんない、宇宙の塵みたいにしか見えないものも捉えられる、現在の技術がございますね。ところが当時は、全部肉眼です。肉眼ですから、色んな方が協力して、星の位置を測定したり、色々致しますですね。だから今の天文台っていうのは、職員なんて100人もいないんじゃないかと思うんですね。ところが、当時の長安にございました天文台というのは、5000人いた。 5000人もいますと、現在のコンピューターやなんかが進んでる中でも、1人の方がコントロールするというのは、なかなか難しくなって来ますね。 特に現在みたいな科学的機器が発達していない頃に、非常に科学的なことをやるために、太宗という方は大変立派な方で、天文台長を二人お作りになる。その二人作った内の一人が、袁天罡(えんてんごう)。もう一人の方が、李淳風 (りじゅんぷう)この二人。 ところが、大体世の中というものは、2人おりますと、必ずかっこだけは仲良くするんだけど、内実は敵対関係、競争関係が起きますね。ところがこの袁天罡という方は、李淳風という方を尊敬するまた李淳風という方は、袁天罡という方を尊敬した。 これは私、何となく、光ということは調和が基本で、調和で始まって調和で終わるんですと言っている人間ですから、この2人の学者の在り方、こんな在り方なんて、世界中に歴史上にないんじゃないか。 非常に何かこの方たちのやって下さったことが、光と繋がってるってことが、私としては一つの喜びでございます。 1:36:42 本当に、現在どこかにいらっしゃったら、行って色んなこと教えていただくことは、やぶさかじゃないと思います。残念なことに、この方たちの存在というのは、日本の国には殆ど紹介されておりませんでした。昭和の初年の百科辞典か何かに、ちょっとこの方たちの著書が紹介された位です。それからずっと眠ったままで、近々まだ、2年か3年くらい前に紹介されました。 鮑黎明(ホウレイメイ)という方ですか? 台湾国籍の方のようでございますが、その方が紹介されたことで、この立派な方が知られるようになった。 この方たちは、天文台長でございますから、天文暦数がご専門でございます。 中国の、今から約1300年程前の天文というものは、すぐ皆様もお気づきのように易というものと非常に関係が深くなって来る。 易というのは、このセミナーでも、第4課のエネルギーの流れという所で、河図と洛書という問題で、もう一度出てまいります。ここではまあ、易が出て来ることではなくて、この方達は天文学者であったということは、また易のまた非常な権威者であったということ。 余程の権威者だったらしくて、太宗がお困りになっていることを、このお二人にお伺いを立てる、すると全てが解る。全てが分かったものですから、太宗という方が少し欲を出しまして、この2人を召した。「もっとこれからのことを、全部私に書いて教えて下さい」 これからの事と言っても、 人間て200年も300年も生きられる訳じゃ無いですが、やっぱり知りたいという皇帝でございました。これから唐の国がどうなるのか、それが知りたい。 皆さんご存知の通り、唐が滅んで、色々と紆余曲折して行きますね。そして明になり秦になり、まぁその後で元とか、色んなのが出てくる訳ですが、現在は中華人民共和国となる。 そうすると、丁度太宗から約千何百年位分を、予言したご本を奉った訳でございますね。 その奉ったご本が、どういう構成になっているかと言うと、60の章から構成されている。しかも非常に短い文章で、4字ずつで4行、7字ずつでたった4行。そして、何でもそうですけども、ご本というのは、先程の聖書でもそうですが、締めくくりの処に、一番ポイントが書いてある。 聖書も、一番最初と締め括りにポイントが書いてある。実はこれもそうなんですね。一番最初の話をすると長くなりますから、一番最後の60番目の章にどんなことが書いてあるかという事だけ、ちょっと此処にお書き致しましょう そこにはどの様なことが書いてあるかと言うと、 まずこの「4字ずつの4行の詩」。 一陰一陽 無終無始   いちいんいちよう 終わりなく始めなし 終者自終 始者自始   終わりは終わりより 始めは始めより さっき357というご勉強をしましたね? 3、繰り返す 5、始めと終わり 7、始めもなければ終わりもないと書きました。 さあ似てきましたね。実はここに循環の法を説いている。 一陰一陽 無終無始  いちいんいちよう 終わりなく始めなし 終者自終 始者自始  終わりは終わりより 始めは始めより すなわちこの三つの性質を、他の言葉で表しているんだって、解って参りますね? 1300年前に、偉いことです。だから尊敬している。 そして次の「7字ずつの4行」、どう書いてあるかというと 茫茫天數此中求  ぼうぼうの天数 その中に求す 世道興衰不自由  せどうのこうすい 自由ならず 萬萬千千説不盡  ばんばんせんせん 説きてならず 不如推背去歸休  推背して去りて ききゅうするにしかず って書いてある。不思議な言葉ですね。そして、一つの象ごとに、挿し絵がございます。 どういう挿し絵かといいますと、1人の紳士が背中を向けておりまして、1人の紳士がその背中を推している図なんです。 1:44:37  だから、背中を推してる この袁天罡と李淳風のご著書を、推背図と古来呼んでいる。 これは不思議なことに、今さっき推背なさったり、推背してあげた方は、もう何を意味するかお分かりですね? 実は1300年前に、唐の時代、太宗の時代に予言されていたことを、皆様がいつの間にか、幼稚園生のようなお心になって実行なさっている。 もうこの意味はお分かりだと思うのですが、(黒板に書かれた詩) 皆様が今朝起きてから、ここに来る迄、どれだけの数の中で歩いてらっしゃったか。 このビルに入ってからも、此処に来る迄に、もはやエレベーターに入って、6 って押さなかったら此処に来れない。そういう例が沢山ございます。 その沢山のある数の中で本当に求めるべきは光の数。 茫茫天數此中求  ぼうぼうの天数 その中に求す 世道興衰不自由  せどうのこうすい 自由ならず 自分が何処かの大学に入ろうと思っても、受験の日になってお腹が痛くなって入れなかった。 ここ一番と思って株を買い占めてみたけど、ガタッと下がってしまった等色んなことございます。 世道の興衰、この我々が属している、物質の世界の興亡盛衰、決して自由にはなりません。 ただし光の世界は、光に目覚めた方は、自由に調和することが出来ると言うこと、よろしいですか。 そういたしまして 萬萬千千説不盡  ばんばんせんせん 説きてふつつ 私もこの光のセミナーを2時間ずつ6課迄、12時間やっても、光のひの字にまだ行かない位です。 これはお古い方お分りの通り、現実にこういうことを始めて、盛岡とか新潟って所は、もう8年も行ってるんです。 1回も同じ話をする暇(いとま)がない。こういうお話、もう一度振り返ってしたいなと思うけど、次々と新しい事象、新しいことが起こって参ります。そして次々と、幾ら説いても尽くせない。 この中で、光のお話ししてて、二時、三時徹夜なさった方が沢山いらっしゃるはずです。 昨日もうかうかとして、この時計見ながらお話してないと、今朝までホテルで、皆さんと光の話してた可能性が十分ございますんで、あんまり興味のない話だけ小出しにしていた位です。 十分気をつけて、今日のエネルギー蓄えさせていただいた。 昨日ご一緒の方、大変失礼致しました。ま、そんな様な具合ですね。 もう幾ら万言を尽くしても、尽くし切れない位、光の世界というものは奥行きが広い、幅広いものであります。 さあそして最後、あらゆることが推背という先程の行為によって、皆様の身近な人に、皆様の温かい心が、後の光の門を開いて差し上げることとなる。 不如推背去歸休  推背して去りて ききゅうするにしかず この休の字、これは安らかに休むという意味もございますけど、不思議なのは休(9) というのは、1番から9番迄の光を意味します。 そしてそれは全てということも表す。 だから皆様のまわりの方をドンドン推背して、帰休(9)するにしかず。 これは今から1300年前のこととか、創世記だったらもっと何千年前。 そういうことが、現在皆様の家庭の調和、また職場の調和、会社の調和、地域社会の調和に繋がって来るということ、実と申しますか、現実ですね。 これは日本中色んな形で起こっています。 それを考えますと、私自体が大変生き甲斐を感じさせていただいておりますけども、また大変不思議な感じもして、毎日を過ごさしていただいております。 今日は、心の仕組みという問題から、皆様に入って来るエネルギーの計算、それから前の扉、これはこの前やりました。そして、後ろの扉の位置決め、開け方。 そして何故推背という、へんてこりんな言葉で呼んでいるのかという様なことを、ご勉強させていただきました。 ビデオをご覧の方も、2時間お時間を戴きまして、大変お疲れになったと思うのですが、一つよろしく御勉強下さいませ。 どうも皆様、ありがとうございました。 2018.01.22 初回の記述終わり 2022.07.07 修正(mfulu922)   2022.07.08 修正 (fulcanelli448) © 2022 Nokichi Miki
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